13日の朝は米ドルからルーブルへの両替から始まりました。まず銀行へ行き、パスポートを提示して日本円で15万円程度をロシア通貨にしなければならないのに、いつまでたってもビザナンバーの照合ができずに1時間近く待たされて困ってしまいました。 結局友人のロシア人のパスポートを使って両替を済ませました。なにしろ、クロノツキー自然保護区域のヘリコプターは10時に離陸するのでほとんどパニックです。(実は昨夜まで11時に出発予定でしたが、今朝10時になるとの連絡がはいったそうです)。結局ヘリポートについたのは10時すぎ、そしてヘリコプターの離陸は11時半でした。もっとも天気次第ということもありますが、この日は快晴でした。

われわれの乗った機は本当に飛ぶのかしらと思えるようなオンボロヘリでした。乗客は21日間ツアーのスペイン人がほとんど。4-5人のロシア人、われわれ2人の日本人です。まず1時間半ほど飛び、ゲーゼル渓谷の間欠泉へ向かいます。チャージ一人22000ルーブル(4.3円=1ルーブル)

空からの写真


ゲーゼル渓谷の間欠泉が山小屋の向こうに見えます。1941年にタチアナ・ウスチノヴァにより発見された「プリコルニー」(間欠泉の正式名称)は彼女本人により14年後に公表されましたが、1972年まで調査されることはありませんでした。
1970年代中頃に調査隊がはいり、自動監視システムが導入されたのは1990年でした。ここはユーラシア大陸で唯一の間欠泉地帯です。100以上あった間欠泉は2007年6月の地滑りにより半数が消失してしまったそうです。プリコルニーは6-20分間隔で水を噴出させますがなぜこの間隔で、どのようなシステムによって噴出が起こるのかなど、ほとんどのことがまだ解明されていません。
ここには20を超える大きな間欠泉があります。それぞれに名前が付けられています。 Velikan(ジャイアント), Zhemchuzhny (真珠),
Sakharny (甘い), Troynoy (トリプル), Konus (コーン), Fontan (泉), Maly (小さい),
Bolshoy (大きい), Shchel (裂け目)…

温泉で温まっている沼地には傷を癒しに熊がたびたび訪れるそうです。

クロノツコヤ湖

パブロペテロフスクから車で10時間。今回の旅行の目的地エッソに向けて出発。午後8時半にパブロぺテロフスクをスタートすれば、明朝6時半には到着するはずです。途中にある唯一の村によりガソリンとスナックを調達。

カムチャッカの道路は州都パブロペテロフスクの周りだけが舗装されているが、99%は砂利道です。エッソまでの500数キロメートルの道は2013年までには舗装されるとかで現在工事中でした。敷き詰めてある砂利が大きな車両の重さで割れると割れた面がとがってタイヤがパンクしやすくなります。今回は2度のパンク修理でした。さらに2度目に変えたタイヤは空気漏れがあって結局エッソについたのは8時半でした。パーシャ、運転ご苦労様でした。
